今週は「ACが効かない」という駆け込み修理車が多かったです。。。
ガス補充で終わる物、コンデンサブロア不良、ヒューズ切れ、リレー不良とバリエーション豊富でした(笑)。
最近のクルマはオートエアコンが標準装備されている事が多いので、結構面倒な修理に発展する物も。
特に多いのが、冷風と熱風を混ぜ合わせて調整するフラップを駆動するモーターの不良です。
昨年もこれが結構多かったな~。
写真は993の物。左右の足元にそれぞれ装着されています。

このフラップで空気の流れをコントロールします。

これが壊れると熱風が出続け、夏なのにヒーターが効いてしまいます(笑)
逆に冬にACが効く事も有りますが。中途半端な位置で故障すると解りづらいです。
今回は助手席側の熱風地獄。
これがモーター単体です。

とりあえずバラしてみます。
おっ!接点が焼けてるぞ。

接点修正するも治らず・・・・。
さらにバラします。
このようなモーターが入っております。

直接電源を入れても作動せず・・・・。
モーター単体で振ってみたら「カラカラ」と悲しい音がしていました(笑)。
部品交換しか無さそうです。。。。
クルマって最終的にはこのような「きゃしゃ」な部品の集合体です。
モーターだけなら¥1000前後かね・・・
趣味のDIYならモーターだけ探して治すのも面白いと思います。
私は・・・・そこまで時間が有りません。申し訳御座いません。許して下さい(笑)。
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