バネレートやサスセットは変更せずに、フルピロ&フルアジャスタブル化。
今回のテーマは「バンプステア」対策と「ロールセンター」矯正にあります。
純正で計算された車高を5cm程落としてしまう訳ですから、色んな物が狂ってきます。
今まではアライメントで誤魔化していましたが、今シーズンはちょっと矯正を試みてみようと思います。
まずはあまり矯正とは関係ないですが、フロントスタビロッド。
ピロボール&長さ調整タイプに交換。

純正GT3用スタビとの組み合わせです。
996GT3の純正スタビは996やボクスターにポン付け出来ますが、純正スタビリンクでは長すぎて合いません。
思いっきり車高を下げているクルマは大丈夫なんですけどね・・。
ノーマル車高の車にGT3スタビ流用時にはこのパーツは使えますね。
青僕ではリアスタビは純正のままです。スタビリンクだけ低車高化に伴って延長加工してあります。
今の内にやっておく事。ピロボールはゴミや砂・小石などの進入を防ぐブールが付いていませんので・・・・
極力長持ちしてもらいたい!ので高粘着グリースを塗って、ゴムカバーをかけます。



次はステアリングタイロッド。
バンプステア対策の物に交換です。


かなりタイロッド角度が矯正されます。
次はロアアーム。ロールセンターアジャスター付です!
下げ過ぎた車高によってバンザイ状態になったロアアームの角度を少しでも下げてやろうという事です。
これにもちょっと加工して、ブーツ取り付け~。




このアームは純正GTアームと同様に、長さ調整機構が付いています。
シムを挟んでアーム長を長くする事によって、キャンバー角を付けられます。


リアだけ延長。
キャスター変更も出来ますが、ホイールハウスに余裕がない為、ハイキャスには出来ません・・。
取り付けてみたら・・・問題発生。ロアアームとブレーキディスクバックプレートが干渉。。。。
プレート外しで干渉はしなくなりましが、せっかく取り付けたブーツは焼損決定(笑)。
ブレーキディスクに近すぎます・・・・

何か対策を考えないと。
リアトーロッドも交換。
キャンバーに対して必要なトーアウト量を確保出来ない為、長さ調整可能なタイプで
バンプステア対策タイプに交換です。

まぁ、何とか形になりました!!



まだまだこれから長さ調整や角度調整などなど・・・フルアジャスタブルな分、やる事が山盛りです。
実走してみないと解らない所も多いですしね~。
今回のSPLパーツ、純正パーツと比較してトータル2.4kg増量。タワーバーも前後で2.4kg増量・・・・。
サスキットが純正比6kg軽量!
トータルで1.2kgのギリギリ計量化(笑)
只今の車重1246.9kg
これで完全にゴムブッシュが無くなりました。
スカッ!とするハンドリングが期待できます。
セッティングが出れば、相当乗り易いクルマになりそうです~。楽しみ!!!
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