
私、鼻は良いほうだと自負していますが、ちょっとだけ感じていた匂いが故障の予兆でした・・・。

「ガソリン漏れ」。 最初はごく微量でしたが・・・少しいぢると結構な量が漏れ始めました。

フェールホース一式交換。長いので結構大変です。
久々にブツブツ独り言をいいながらの作業でした(笑)。時折独り笑いも交えながら。
20年選手は要注意ポイントかも知れませんね~。普段はエアクリーナーの陰に隠れていて解りづらい部位に有りますので。
ブレーキパット引きづりで、ブレーキが効きっぱなし車両の入庫。

塩カリの影響でブレーキキャリパーが錆びて・・・パットが1枚だけ片べり。
1輪だけブレーキが効いた状態で、ツルツル路面では最高に怖い!スピン誘発装置と化してしまいます(笑)。
ホイールは1枚だけアツアツ、ブレーキパットは焦げて煙がモクモク~。
そのパットの焦げた匂いを嗅いだら・・・・作業しつつも、頭の中はサーキットに行っていました(笑)
パットの焦げる匂いとタイヤの溶ける匂いがサーキットで嗅ぐ特有の匂いなので、
完全に記憶と結合しているようなのです。
匂いが記憶を呼び覚ます事を「プルースト効果」というらしいです。
これは一生ついて回りそうな感じです(笑)。もし今後モータ-スポーツを止めても、この匂いを嗅ぐ度に強烈に思い出すのでしょう。エンジン音や排気音には何とも感じませんが、この匂いだけ特別な感じがします。
今後、EVやハイブリットだらけになっても存在しそうな匂いです。
ちなみに、私の場合の違うプルースト効果が発揮される匂いは「木材の加工臭」です。
そこで育った訳では有りませんが、生まれは林業と渓流の町でした。
祖父母が住んでいた関係上、夏休みは良くその町で過ごし、虫取りや渓流釣りに勤しみました。
だから今でも木材が切れる時の焦げくさい匂いや、生木の断面が発する匂いがプルースト効果によって
楽しい思い出と強烈に結びついているのでしょう。
その匂いを嗅ぐだけで、少し幸せな気分になれます。
おめでたい脳みそでしょ?(笑)
来週は久々のハイドロシトロエンが入庫します!!

写真と現車は異なりますが、こんな感じの車。
走行4.6万kmの‘01 Xantiaリミテッドエディションプラスのセダンです。
エクザンティア最後の在庫に皮シートを付けた残り物モデル?(笑)
熟成の極みです。楽しみ~。
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