ファミリー走行参加者の方々は特に準備らしきものは無いかと思いますが、サーキット走行エントリーされている方はそれなりに用意が必要になってきます。
毎月走っているようなユーザーには必要ないですが、一応さらっとご説明を。
まずは・・・・
・ヘルメット
・グローブ
・長袖・長ズボン
となりますが、FIA認定の商品で・・・・とかは無いです。レースに出場する訳では有りませんので。
「ノーヘル・素手・肌の露出はダメですよ。」という感じです。
長袖を着ていても「腕まくり」はNGです。
靴もソールの引っかかりが無さそうな形状の靴でないと、予想外の出来事が起こりえますので、
最低限スニーカー位がお勧めですよね。
皮製のシューズでもドライビングシューズなどであれば上手く出来ていて運転に支障がないかと。
次に車両準備。
大前提として、通常走行時において不調が無い事。
タイヤに残り溝が有るか、ホイルボルトはちゃんと締まっているかなど様々ありますが、
この辺りは公道走行においても大前提であるので、省きます。
不安で有れば、サービスに見てもらいましょう。
・テーピング

サーキット走行では万一のクラッシュ時、レンズ類の飛散を防止する為、テーピングを施します。
ホームセンターなどで売っている「養生テープ」なる物がお勧め。
剥がす前提で貼るテープなので、剥がした時の糊残りが少なくて助かります。
・室内整理
サーキット走行においては、とにかく通常ではありえない横G・縦Gが発生します。
走行に関係無い物は、トコトン走行前に降ろしてしまって下さい。
フロアマットも取ってしまった方が賢明です。走行中、カカトが引っかかりますので。
シートの下に転がっているペットボトルなども要注意。ブレーキング時に足元に転がってきます。
細かい物を入れる袋などを持参されるのも良いかも知れません。
・逆に室内に積んでおくもの
牽引フックは万が一の際に必要になります。通常、フロントトランクフード内の工具入れに入っているかと思います。
工具入れから牽引フックを取りだして、ドアポケットなど室内から取り出せる所に入れておいて下さい。
上記の辺りは走行前にチェックさせて頂く事になるかと思います。ご協力下さいませ。
先程も述べましたが、サーキット走行では大きなGがドライバーにかかります。

サーキット走行用にモディファイされた車両はこのようにフルバケットシートや幅広のシートベルトを使っているのは、この走行Gの中で正常なドライビングポジションを確保する為です。
疲労度がかなり変わってきます。
この辺りの準備は簡単では有りませんので、当日でもできるちょっとした工夫を・・・
・まずは通常の運転し易いと思われるドライビングポジションに合わせる
↓
・座面はそのまま、背もたれだけを少し倒す
↓
・シートベルトを隙間なく締める。
↓
・そのままシートベルトを瞬時に引き、シートベルトをロックさせる。
↓
・シートベルトをロックさせたまま、シートバックを正常ポジションまで戻す。
これで正常ドライビングポジションの状態で、3点シートベルトがロックされた状態になります。
通常のシートベルトを締めた状態より当然窮屈ですが、走行中は結構ラクになります。
シートベルトが体に食い込みますので、シートベルトパットやタオルなんかを巻くと少しラクです。
これは走行していなくてもシュミレーションできますので、練習してみてコツを掴んでおくと良いと思います。
この状態で、ちゃんと後方確認ができるかどうか確認しておいて下さい。
これで走行準備は整いました!!!
いよいよコースインです。
長くなってしまいましたので、また続きます。
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