水道関係のお仕事をされている方はてんてこ舞いだそうです。
車のほうも、冬特有の症状が出始めました~。バッテリーが凄く売れているそうです。
ちょっとした工夫で、何とかトラブルは回避したいものです。。。
以前の記事
・凍結対策
・冷間始動時の方法
この時期、話題に上がる事が多いので少し触れておきたいのが、 「暖気運転」 について。
まず基本的に、「アイドリング」は車に対して良い影響は無いと思います。
かといって、長時間アイドリングする事ですぐに壊れるか?といえば、それも無いと思います。
要は程度の問題かな?長時間アイドリングで放置する事を習慣づけるのは危険かと思います。
どんな車でも多少の暖気は必要ですが、何十分もかけておく必要は無いです。
寝起きに100M全力疾走はキツイですよね?かといっていつまでもパジャマでゴロゴロしていても本調子が出ない。
車もそんなイメージで良いと思います。車が冷えている時は負荷を少なめに運動させてやる。
そういったウォーミングアップが理想的じゃないでしょうか?
アイドリングは、本来止まりそうな回転を維持させている状態。
車内部の循環器系等が最低ラインで維持されています。
各ポンプ類も最低限の運転の為、オイルやクーラントの圧送量も最低レベル。
自然通風も無い為、熱は籠り始めます。オイル温度が上がって油圧低下。
クーラント温度も上がって、内圧上昇。
発電量も少なめなのに、ヒーターorACガンガン。
といった感じを想像してもらえれば、何となく車には良く無い事が・・・・・。
最近の車はアイドリング管理についてかなり上手く出来てきていますが、古い車(特に欧州車)は要注意かと思います。
冬季未使用車のバッテリー上がり防止で長時間アイドリングを実施されている事が良く有ります。
そういった場合、車庫保管で電源確保が出来れば、こんなのがお勧めです。

バッテリー端子に繋ぎっぱなしにできる充電機です。自然放電して減った分の電力を補ってくれます。
実質一万円以下の商品が沢山あると思いますので、この方法がお勧めです。
写真のスナップオン社製の物は当店に在庫有ります。
ドライバッテリー仕様の方にはDeka社の製品がお勧めです。
青僕辺りは普段乗りしないので、夏場も繋ぎっぱなしです(笑)
車庫に電源が無い、もしくは屋外保管車両は、バッテリーを取り外しておくのが一番良いです。
せめてマイナス端子側だけでも外しておけば、かなりバッテリーの消耗は防げます。当店展示車両などはコレです。
繋ぎっぱなしで放置・・・これは春にバッテリー交換を余儀無くされるかな。。。
まぁ、バッテリー交換やレッカー移動などはお金で解決(笑)できますが、バッテリーは比重が下がると・・・・
内部の稀硫酸が水へと変化して行きます。
水は0度で凍ります。
水は凍ると体積が増えます。
体積の増えたバッテリー液が行き場を失い、ケースを突き破る。
春の雪解けと共にバッテリー液も溶ける。
バッテリー配置場所がバッテリー液で腐食・・・・・
という最悪のケースも珍しい事ではありません。北国あるあるです。
今だ何もせずに放置されている方、まだ間に合うかも知れません。
2月は寒くなりますよ~。是非今の内に。
当店、来週1/14から1/18までの間、第2弾の冬休みを頂きます。
1/19(土)から営業再開となります。
ご迷惑お掛け致しますが、宜しくお願い致します。
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