典型的なキーシンダ不良!!の症状です。
X2後期型もいよいよキーシリンダが壊れる時が来たか・・・・と勝手に想像し、手持ちの中古キーシリンダと交換すべく、ばらし始めました。

・・・あれ?治らない・・・・(汗)
あまりにもこの車種特有の症状だったので、これで治ると勝手に決め付けていました。よく確認するとキーシリンダまでの電源が1本来ていない。。。。
まずはヒューズ関係一式確認。

これでヒューズ切れだったら自分のバカさ加減に泣きたくなりますが(笑)、室内側もマキシヒューズ側もどこも切れていない(*_*)
って事は配線コネクタ関係?
あちこちバラして、コネクターを確認するも、特に怪しい所は無し。
・・・まさかメインハーネスに不具合???
キーシリンダ交換で治ると思っていただけに、落胆が大きいです(笑)。
現状確認すると、ブロアファンと熱線のみならず、ハザードやパワーシートなど色々な電源が遮断されています。
バッテリーからの常時供給電源の一部がダウンしているようです。。。。。
もう、バッテリーから順番に見て行くしか有りません。
メインハーネスはこの様にぶっといコルゲートチューブに収納されています。

かなり簡単な造りです(笑)。トラブルが起きても不思議ではないですね。順に見て行きます。
シトロエンはドイツ車などと違い、同じ色の配線が沢山有って、各配線に番号がプリントして有ります。。
老眼になったら識別できそうに有りません(笑)
もうここから室内に入って行ってしまいます・・・・・

ここまで見た目におかしい所は有りませんでした。あとはダッシュボード外さなきゃ見えないんですけど~。

ここで勢いでダッシュボードを外す前に、一旦落ち着いて考え直す・・・。バッテリー付近から再点検。
すると、バンパーやウォッシャータンクの陰になって見えにくい所が有りました。
ダッシュボードを下ろすよりはマシなので、ウォッシャータンクとFバンパーを外します。
配線カバーを剥いて行きます。

・・・・すると有りました!!!マズイところが!!

ボディと干渉してスパークした跡がハッキリと残っています!!!
被服の中身は・・・・

配線がブッツリ切れています(笑)。これじゃ色々動かない訳ですよね~。
でもこんだけボディにショートしても切れないヒューズって・・・・・・・意味有る??????
40Aと80Aの大きなマキシヒューズなんで、ちょんちょん一瞬ショートする位では切れないのかもしれません。
まぁ、切れたら切れたで、診断の難易度が上がってしまうんですけども。
いや~自分の思い込みから始まった診断ミス?とはいえ、配線に翻弄されました。
エクザンティア後期以降のVALEO製キーシリンダは、やっぱり対策型で壊れにくいのかも?
バラしてみても、ほぼ焼けは有りませんでした。
典型的症状でも、こっちの配線トラブルかも知れません。
中途半端な経験が邪魔をする(笑)症例が続きました。修行が足りんな。
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