1シリーズに乗った後に7シリーズに乗り換えても違和感が無いというか、大きさを感じさせない
恐らく、常にドライバーの制御範囲に有るという安心感がもたらす特徴なのだと思います。
私は、その感覚を生み出す源は「柔らかいブッシュ」なのでは?と思います。
ランフラットタイヤ導入以降のモデルは少し硬くなったように感じますが。
その柔らかいブッシュはやはり、耐久性においてはちょっと・・・な感じです。
E36 318のリアトレーディングアーム付根のブッシュです。

ズレてるの解ります?
ここはキチンと固定されていないと、アライメント変化が大きく、乗り味を著しく損ないます。

勝手に外れてきました・・・。

アーム側に残ってしまった「枠」を専用プーラーで引き抜きます。

ここからゴムブッシュが外れてしまった訳ですね。

新しいブッシュを押し込みます。

完成!!!
この手の作業、なかなかの手間がかかります。。。
良く「ブッシュ全部交換したら幾らですか?」と聞かれますが、「全部」交換したら幾らか解りかねます(笑)
エンジン・ミッション・各メンバーなどのマウントも含めると相当な数になります。
あるていど疲労度の高いブッシュは決まってきますので、走行距離や状態に合わせてやっていくのが良いのでは?と思います。
勿論、全部交換に越した事は無いのかも知れませんが。
最後に付いていないとちょっと「イラっと」する小物を取り付け。

シートベルトプラグ落下防止の部品です。
純正品で¥168ですので、これは価値が有ります(笑)。
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